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2021年 7月30日(金)配信【校友会メルマガ】コロナ禍の中でも府大の国際活動は継続しています

大阪府立大学校友の皆さま、はばたきあらむです。

 

大阪府立大学校友の皆さま、はばたきあらむです。

先週は連休のため、メルマガはお休みにさせていただきました。

先週末から始まったオリンピックでは、日本チームが様々な競技で感動的な活躍を続けています。東京大会から取り入れた競技など、初めて見る競技もあって毎日テレビから目が離せません。また、今回のオリンピックでは、10代の若い選手の躍進が目立ちますね。伸び盛りの若者の勢いは、世界の舞台でさらに実力を伸ばしていくようで、これから始まる競技でも、新たなヒーローが出てくるのが楽しみです。

さて、新型コロナの影響で、府大でも国際的な活動は大きな制約を受けていますが、そんな中でもカンボジア王立プノンペン大学とのプロジェクトがスタートし、また本学外国人留学生が地域の小学生と交流活動を行うなど、オンラインを使った国際活動が続けられています。以下のトピックス(1)と(4)でご紹介していますので、ぜひご覧ください。

一方で、新型コロナ感染がまた拡がってきました。首都圏と大阪府では、緊急事態宣言が発令されるようで、この夏休みに計画されている旅行や帰省などで、影響を受けそうな方もおられることと存じます。高齢者から若い皆さんまでワクチン接種がいきわたるまで、もうしばらくの辛抱というところでしょうか。ご参考までに、府大のコロナ対応や感染者の状況については、以下のサイトで随時更新されています。

https://bit.ly/3mu4U6J

 

それでは、今週も母校(母港)のニュースなどをお届けします。

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★トピックス

(1)カンボジア王立プノンペン大学世界銀行プロジェクトが始動!

(2)工学研究科 高橋教授、岡田准教授らの論文が「Chemical Science」誌の表紙に採用

(3)新大学発足に合わせ、2022年4月に両大学の生協も一つの生協に合併します

(4)本学留学生が多奈川小学校3年生(大阪府 岬町)とオンライン交流

★これからのイベント

(5)〈オンライン〉台湾の作業療法における教育、臨床、研究について―過去、現在、そして未来へ―

(6)スマートグリーンハウスに関係する指導者育成研修2021

★大学の動き・学生の活動・卒業生の活躍・その他

(7)今週のフェイスブック、Facebook、Twitter

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★トピックス

■(1)カンボジア王立プノンペン大学世界銀行プロジェクトが始動!

本学と王立プノンペン大学(RUPP:Royal University of Phnom Penh)は、カンボジアの拠点大学の教育改革を目的として行う世界銀行(World Bank)の「高等教育高度化プロジェクト(WB-Higher Education Improvement Project)」を共同で実施することに合意し、2021年4月17日にパートナーシップ協定を締結しました。

プロジェクト開始にあたり、6月30日(水)に現地とのライブ中継によるキックオフシンポジウムを開催しました。シンポジウムは、本学およびRUPPの教職員を中心に総勢300名が参加して行われました。冒頭には、王立プノンペン大学のChealy CHET学長、カンボジア教育省、世界銀行の各代表よりご挨拶をいただき、プロジェクトの概要および両大学の紹介の後に、長岡工業高等専門学校の青柳 成俊 教授よりCDIOスキームの導入について、大阪市立大学の平知 宏准 教授、橋本 智也 講師より、ラーニングアウトカムのモニタリングと評価について、それぞれ招待講演をいただきました。

https://bit.ly/3f6AjeD

 

■(2)工学研究科 高橋教授、岡田准教授らの論文が「Chemical Science」誌の表紙に採用

工学研究科のBettina Baumgartner JSPS招へい研究者、岡田 健司 准教授、高橋 雅英 教授らの研究グループの論文「Infrared Crystallography for Framework and Linker Orientation in Metal-Organic Framework Films」が英国王立化学会が刊行する学術論文誌「Chemical Science」誌の表紙(Inside front cover)を飾りました。本表紙は研究内容に基づき、岡田 健司 准教授自らデザインしました。

本研究は、フーリエ変換赤外分光装置(FT-IR)に3Dプリンターで自作した測定ホルダーを装着し、偏光赤外光を照射することで、結晶性の有機-無機ハイブリッド薄膜中の分子や化学結合の向きや量を高感度で検出する手法を確立したというもので、2021年6月16日にプレスリリースしました。

https://bit.ly/3icKSyM

 

■(3)新大学発足に合わせ、2022年4月に両大学の生協も一つの生協に合併します

2021年7月21日(水)、あべのメディックスにおいて、大阪市立大学生活協同組合と大阪府立大学生活協同組合との合併に関する調印式が執り行われました。調印式後、現生協の理事長・専務理事と当法人の理事長、両大学の学長との意見交換が行われ、法人・新大学と新生協が手を取り合い、学生・教職員の福利厚生を充実していくことが確認されました。2022年度新入生には学生証と生協カードが一枚のカードとなり使い勝手が向上するほか、既に入会している生協会員については現在の両方の生協のサービスを利用でき利便性が向上します。

https://bit.ly/3f7FydN

 

■(4)本学留学生が多奈川小学校3年生(大阪府 岬町)とオンライン交流

本学留学生2名が多奈川小学校3年生(大阪府 岬町)とオンライン交流を行いました。これは、「留学生と地域の交流を通した大阪府岬町の地域活性化プロジェクト」の一環として実施したもので、今年度の第1回目はコロナ禍のため、大学と多奈川小学校の教室をオンラインでつないでの交流となりました。小学校の3時間目の授業時間に、本学の留学生、現代システム科学域キム キョンリムさん(韓国出身)と工学研究科ファム チ フォン タオさん(ベトナム出身)がオンラインで参加し、児童が学校・地域の紹介やこれまで練習してきたけん玉の披露を行い、留学生はそれぞれの自国の文化や食べ物などをクイズ形式で紹介しました。続いて、児童たちから留学生への質問タイムが設けられ、韓国とベトナムでよく食べられている物の話から、留学生の国でもコロナは流行しているかどうかに至るまで様々な質問が投げかけられました。留学生からも岬町の見どころ・観光名所や日本の小学3年生の間で流行っていることについて質問があり、児童たちは次々に手を挙げて発言するなど、相互に異文化理解を深めるきっかけとなりました。

https://bit.ly/3xcE7RC

 

★これからのイベント

■(5)〈オンライン〉台湾の作業療法における教育、臨床、研究について―過去、現在、そして未来へ―

職業としての作業療法(以降、OT)は1945年に台湾に導入されました。最初の正式な教育プログラムは1970年に設立されました。それ以来、台湾におけるOTは着実に発展してきました。そして、台湾のOTは常にOTの国際組織においても活発なメンバーとして活躍しています。全体的な背景を説明するために、この講義の最初の部分では、台湾におけるOTの教育と協会について簡単に紹介します。また、国民医療保険制度と長期介護政策についても紹介します。講義の第2部では、一般的に使用されている理論モデルと臨床現場での実践について説明します。第3部では、台湾でのOT研究がどのようなものであるかを知るために、発表者が関わったいくつかの研究を紹介します。

開催日:2021年8月9日(月) 16時15分~17時45分

開催場所:オンライン ZOOM

対象者:本学 大学院生・学生・教員、他所属の教職員、医療従事者

https://bit.ly/2VlOMfL

 

■(6)スマートグリーンハウスに関係する指導者育成研修2021

一般社団法人日本施設園芸協会との共催で、スマートグリーンハウス展開のための指導者育成研修を開講します。スマートグリーンハウスの展開推進に関する基礎・実務・展望の知識を体系立てて講義します。皆様のご参加をお待ちしております。

【概要】

・8月19日(木) 植物工場における環境調節

・9月9日(木) 植物工場における管理・運営

・10月14日(木) 植物工場の展望

【開催場所】中百舌鳥キャンパス C21棟2階 植物工場研究センターB棟

(新型コロナウイルス感染拡大の状況により、本講座は一部変更または中止となる可能性があります。)

https://bit.ly/3xbb6WE

 

★大学の動き・学生の活動・卒業生の活躍・その他

■(7)今週のフェイスブック、Facebook、Twitter

【大阪府立大学小型宇宙機システム研究センター:SSSRC】超小型人工衛星打ち上げについて、ひろがりのことが朝日新聞さんに掲載されました!(全文を読むには会員登録が要ります)

https://bit.ly/376Ftmv

 

2022年4月開学予定の大阪公立大学(仮称:設置認可申請中)に、農学部および農学研究科が新設されます。そこで各専攻の先生方に、農学部新設への期待とご自身の研究についてインタビューしました。今回は、本学 生命環境科学研究科 応用生命科学専攻 微生物機能開発学研究グループ 谷 修治准教授にお話を伺いました。微生物の可能性や、微生物研究への変わらず持ち続けておられる思いについてお話いただきました。

https://bit.ly/3ieLZhr

 

【Fromミチテイク・プラス】2020年 生命環境科学研究科 博士前期課程を修了された小田原 駿さん。現在お勤めの中野製薬株式会社では、既存商品のリニューアルや新商品の開発等を担当されています。生命機能化学課程(研究室)で取り組んだことや、学会で研究の成果を発表した多くの経験から向上した“能力”についてお話していただきました。高校生へのメッセージも掲載しています。

https://bit.ly/3xe7WkE

 

2018年 生命環境科学研究科 博士後期課程を修了された中辻 匡俊さん。現在お勤めの日東紡績株式会社では、癌の新規診断技術の研究開発をされています。「Let’s Enjoy Science」をモットーに生命機能化学課程(研究室)で取り組んだことや、現在のお仕事にも役立っている在学中の貴重な経験についてお話しいただきました。高校生へのメッセージも掲載しています。

https://bit.ly/3BUWBJU

 

【高専だより】大阪府立大学工業高等専門学校の中谷敬子教授が「第9回 JSEE AWARD」を受賞されました。「JSEE AWARD」は日本工学教育協会の会員表彰制度で、協会への貢献や委員会での活躍などを評価し、会員の方々および団体を年に1回表彰する制度です。

中谷敬子教授は、女性エンジニア育成やダイバーシティ調査研究WGにて、リケジョのサロンを企画・運営するなどの活動に積極的に取り組まれています。

https://bit.ly/2UVOix6

 

【大阪公立大学(仮称) 農学部新設への期待】

~教員へのインタビュー~ “昆虫類・小動物研究を通じて生物多様性の保全に貢献 ”

環境動物昆虫学研究グループ/平井規央教授

https://bit.ly/3lh82Gd

 

卒業生・校友のみなさまに「府大の今」をお伝えする「校友会メルマガ」を今後もどうぞお楽しみに。ご意見ご感想もお待ちしております。

校友会事務局メールアドレス: office@opucr.osakafu-u.ac.jp

公式ツィッター: https://twitter.com/OPUalumni

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