メルマガ

category

2021年 9月 24日(金)配信【校友会メルマガ】名古屋校友会のなかもず懇話会がオンラインで開催されました

大阪府立大学校友の皆さま、はばたきあらむです。

今週は、いわゆるシルバーウィークで、比較的好天にも恵まれました。例年は秋の観光シーズンの始まりになりますが、今年は新型コロナの影響で行動制限があるので、ご自宅近辺で過ごされた方が多かったかもしれません。

そんな中で、昨夜名古屋校友会のなかもず懇話会がオンラインで開催されました。本学卒業生(2000年経済)で、現在NHK名古屋放送局でアナウンサーをされている別井敬之さんが講師となって、「東京オリンピック  放送席から伝えた激闘」と題して、先の東京オリンピック、パラリン

ピックでの実況放送にまつわる様々なお話をされました。名古屋校友会の皆様中心に30名くらいのZOOM講演会でしたが、講師のお話が大変興味深く、また参加された皆様も活発な意見交流をされて盛会となりました。別井アナウンサーには、10月31日にオンラインで開催するホームカミ

ングデーファイナルでもMCとして出演していただきます。クリアな発声、軽妙洒脱な語り口をお楽しみいただけると思います。以下は別井アナウンサーの紹介サイトです。

https://bit.ly/3CGBsmy

 

それでは、今週も母校(母港)のニュースなどをお届けします。

 

———————–

★トピックス

(1)工学研究科 児島 千恵准教授らの論文が「Macromolecular Bioscience」誌の表紙に

(2)「Journal of Materials Chemistry A」誌が「2021 Emerging Investigator」に、唯一の日本人研究者として工学研究科 岡田准教授を選出

(3)二酸化塩素ガス溶存液は有機物存在下でも次亜塩素酸ナトリウム溶液よりも200倍以上強力に新型コロナウイルスを不活化!

(4)リハビリテーション分野で活躍されている海外の先生らの国際オンライン教育講演を開催

(5)第28回杏樹祭の開催中止について

★これからのイベント

(6)〈オンライン〉女性学講演会「計量分析から読み解くジェンダーと家族」

(7)身体の動きを高めるファンクショナルトレーニング

★大学の動き・学生の活動・卒業生の活躍・その他

(8)今週のフェイスブック、Facebook、Twitter

————————-

 

★トピックス

■(1)工学研究科 児島 千恵准教授らの論文が「Macromolecular Bioscience」誌の表紙に

工学研究科 児島 千恵准教授、松本 章一教授および生命環境科学研究科 杉浦 喜久弥教授らの研究グループの論文「Application of Zwitterionic Polymer Hydrogels to Optical Tissue Clearing for 3D Fluorescence Imaging」がWiley社が刊行する高分子バイオ材料の専門誌である

「Macromolecular Bioscience」の表紙を飾りました。本研究は、住友化学株式会社との共同研究によって、生体膜のリン脂質を模倣した双性イオン型の高分子ゲルを新たに開発し、それを用いることにより、がん組織の透明化プロセスのスピードアップと生体組織の3次元蛍光イメージ

ングに成功したというもので、2021年8月3日にプレスリリースしました。

https://bit.ly/3u5ucxv

 

■(2)「Journal of Materials Chemistry A」誌が「2021 Emerging Investigator」に、唯一の日本人研究者として工学研究科 岡田准教授を選出

工学研究科 岡田 健司准教授が学術論文誌「Journal of Materials Chemistry A」誌(イギリス王立化学会発行)において「2021 Emerging Investigator」に選出され、その特集号「2021 Emerging Investigators Issue」に研究論文が掲載されました。また、本表紙は研究内容に基づ

き、岡田 健司准教授が自らデザインしました。Journal of Materials Chemistry A Emerging Investigators Issueは、独立研究者としてのキャリア早期段階において、国際的に認知されており、なおかつ将来の材料化学の方向性に影響を与えるポテンシャルのある新進気鋭の若手研究

者を紹介する特集号です。今年は世界中から89名が選出され、岡田准教授は唯一の日本人研究者として選ばれています。

https://bit.ly/3lQECNL

 

■(3)二酸化塩素ガス溶存液は有機物存在下でも次亜塩素酸ナトリウム溶液よりも200倍以上強力に新型コロナウイルスを不活化!

生命環境科学研究科 獣医学専攻 教授/アジア健康科学研究所 所長/大阪国際感染症センター 所長 山崎 伸二(やまさき しんじ)と大幸薬品 株式会社(代表取締役 柴田 高)の三浦孝典(みうら たかのり)らの研究グループは、大幸薬品社の製品である特許長期濃度保持型 二酸化

塩素ガス溶存液および次亜塩素酸ナトリウム溶液の有機物存在下・非存在下における新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する抗ウイルス活性について調べました。その結果、低濃度(24 ppm)の二酸化塩素ガス溶存液で10秒間処理することにより、SARS-CoV-2を1万分の1以下に低減

できること、0.5%FBS(唾液相当のタンパク質濃度を含むウイルス液1に対して4倍量の30 ppmクレベリンを添加)存在下でも同様の低減効果を発揮できることが明らかとなりました。特許長期濃度保持型 二酸化塩素ガス溶存液(注)は、有機物存在下でも次亜塩素酸ナトリウム溶液と比

べSARS-CoV-2をより効果的に不活化し、COVID-19の制御に役立つことが期待されます。

https://bit.ly/39AiLo6

 

■(4)リハビリテーション分野で活躍されている海外の先生らの国際オンライン教育講演を開催

本学の総合リハビリテーション学類 総合リハビリテーション学研究科では、国際社会に貢献できる高度専門医療人の育成を目的として、国際交流に力を入れています。その一環として、リハビリテーション分野で世界的に活躍されている先生方に、オンラインでご講演いただきました

。第1回目の教育講演(6月28日)では、University Children’s Hospital Zurich(スイス)のKakebeeke博士(理学療法士)に、「神経細胞群選択理論」に基づく運動発達・制御のメカニズムについての講演をしていただきました。この講演会には約60名の学類生・大学院生らが参加

し、リハビリテーション学の基本となる運動発達や運動制御に関する最先端の知見を学ぶことができました。第2回目の教育講演(7月19日)では、Ecole d’Assas(フランス)の学長 Jean-Jaques Debiemme先生と、同学講師の立花祥太郎先生に、フランスの理学療法教育の実情や活動

について講演いただきました。Debiemme先生にはフランス語で講義いただき、それを立花先生が英語翻訳をされ、ご自身も英語で講義をされました。質疑応答では日本語を含めた3カ国語でのディスカッションが行われるなど、普段経験することができないグローバルな空気を体感でき

る貴重な機会となりました。本学類・研究科では、日々グローバルな発展を遂げているリハビリテーションの分野において、国際的に活躍できる高度専門医療人の育成に向け、今後も様々な形で国際交流に力を入れていきます。

https://bit.ly/3EXaI38

 

■(5)第28回杏樹祭の開催中止について

2021年10月23、24日に羽曳野キャンパスで行う予定であった第28回杏樹祭について、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を鑑み、杏樹祭実行委員会との協議の結果、開催中止となりました。学生や地域住民の皆さまの安全を第一に考えた上での判断ですので、ご理解いただきま

すようお願いいたします。

https://bit.ly/3lY7TWV

 

★これからのイベント

■(6)〈オンライン〉女性学講演会「計量分析から読み解くジェンダーと家族」

女性学研究センター主催の第25期女性学講演会を開催いたします。

ジェンダーの問題が性別役割分業として表出し、あるいは覆い隠される場面が頻出する領域の1つとして、家庭があげられます。本講演会では、日本家族社会学会による全国家族調査(National Family Research of Japan)データをもとに、高齢者のケアについての意識、成人子と親の

関係、離婚後の経済状況などを計量的に明らかにするとともに、1999~2019年のデータから見えてくる日本の家族についての規範や実情、課題を概観し、今後の動向や対応策について考えていきます。

【講師】

筒井 淳也 氏(立命館大学 教授)

田中 重人 氏(東北大学 准教授)

乾 順子(大阪府立大学 准教授)

【開催日】 2021年10月23日(土) 13時~16時

【開催場所】 オンライン Zoom

https://bit.ly/3AC5qaI

 

■(7)身体の動きを高めるファンクショナルトレーニング

「関節の痛み」や「身体が以前に比べて思いどおりに動かない」といった悩みは40代以降、少しずつ出てきます。特にケガを原因としない筋肉の老化や機能低下が原因の場合は、コンディショニングポールによって関節の位置を正常化させた後、ゴムバンドによるファンクショナルトレ

ーニングが有効です。ファンクショナルトレーニングとは複数の筋肉をタイミングよく使うことで、動作がスムーズになり、関節に掛かる負担を減らしながら、様々な方向へ力を発揮させるためのトレーニングです。本講座ではトレーニングの実践方法をグループレッスンで解説します

【講師】川端 悠(高等教育推進機構 准教授、NSCA 認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)

【開催日】

・第1期:2021年11月5日~11月26日

・第2期:2021年12月3日~12月24日 (第1期と第2期は同内容です)

10時30分~11時30分(毎週金曜日・各全4回)

【開催場所】 I-siteなんば

(新型コロナウイルス感染症対策を十分に講じて実施します。感染拡大の状況により本講座は変更または中止となる可能性があります。)

https://bit.ly/39vfOoE

 

★大学の動き・学生の活動・卒業生の活躍・その他

■(8)今週のフェイスブック、Facebook、Twitter

本学 吉田敦彦先生の毎日新聞寄稿記事「つながり紡いで」の最新稿が新聞紙面およびWeb版に掲載されました。バイデン大統領が、アフガニスタンからの米軍の撤収完了を告げ、他国において大規模な軍事作戦を行う時代は終結を迎えました。9・11後の20年で得た教訓は、他国を力づ

くで作り変えることはできないということです。これは国家間のみならず、人と人との間の話でもあります。今回は、「対話の哲学者」マルティン・ブーバーについて紹介されています。ユダヤ人であるブーバーはナチズムが台頭したドイツや移住先のイスラエルで、対立する文化間の

和解と対話の活動に奔走しました。勇気をもって異質な他者と対話し、違いを否定せず、互いの声に耳を傾け合うことに平和の可能性を見出したブーバー哲学について綴られています。

https://bit.ly/39x1Pyu

 

【メディア掲載】本日9/19の毎日新聞朝刊22面に、企画特集として辰巳砂学長予定者のインタビュー記事が掲載されています。どのような大学を目指すか、学びの特色、研究の強みなど、全面で紹介されています。毎日新聞ご購読の関係者の皆さま、ぜひご覧ください!

https://bit.ly/3ublwp9

 

【高専だより】7月24日(土)に開催された「Global Young Academy Osaka ビジネスコンテスト」にて大阪府立大学工業高等専門学校の学生、益川雄貴君が所属するチームがグランプリを受賞しました。今年度のコンテストは「食」をテーマに、高校生たちが2カ月をかけて「食領域の

課題」を解決するビジネスプランを構築するもので、益川君の所属するチームは「孤食(他の家族と一緒に食事をとらないこと)」に焦点を当て、チームプランを発表しました。

https://bit.ly/3u5aC4q

 

卒業生・校友のみなさまに「府大の今」をお伝えする「校友会メルマガ」を今後もどうぞお楽しみに。ご意見ご感想もお待ちしております。

校友会事務局メールアドレス: office@opucr.osakafu-u.ac.jp

公式ツィッター: https://twitter.com/OPUalumni

————-

◆このメールは大阪府立大学OPU-Net翔からのメール配信を許可いただいている方全員にお送りしております。

◆OPU-Net翔にまだ登録されていない大阪府立大学卒業生、同窓生(すべての前身校を含む)がいらっしゃいましたら下記をお伝えいただき、登録をオススメください!

◎OPU-Net翔登録案内ページ

http://www.opucr.osakafu-u.ac.jp/tsunagaru/opu-net/