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2021年 10月 29日(金)配信【校友会メルマガ】明後日はオンラインでホームカミングデーを楽しみましょう

大阪府立大学校友の皆さま、はばたきあらむです。

新型コロナ感染者数が減少し、飲食店でのお酒提供や開店時間をはじめ、いろんな制限がなくなってきました。ただ、すぐにコロナ前の生活パターンに戻るのではなく、いわゆるニューノーマルな日常を継続されている方も多いようです。

既にご案内していますように、ホームカミングデーも、今年は例年のパーティー形式とは全く違うオンライン形式で、明後日、10月31日に開催します。10時からの第1部メインプログラムは参加申込み不要で、YouTubeにてライブ映像をご覧いただけます。各界でご活躍の府大卒業生の方々に登壇いただいて、前半は講演会とオンラインディスカッション、後半は大阪府立大学140年の歴史の振り返りとこれからの発展に向けたトーク、そして最後には来春開学する新大学のキャンパスについて、学長よりご紹介があります。森之宮キャンパスだけではなく、中百舌鳥キャンパスの計画についても披露される予定です。当日、以下のURLをクリックすればYouTubeチャンネルにつながります。ぜひご視聴ください。

https://youtu.be/5m4svNQ8HF0

また、先週のメルマガでホームカミングデー第2部グループ交流会とオンライン周年交流会をご案内し、多くの皆様に参加申し込みしていただきました。本日10月29日(金)まで参加申し込みを受け付けていますので、以下のサイトよりどしどしお申し込みください。

https://osakafu-u2021hcd.com/

 

それでは、今週も母校(母港)のニュースなどをお届けします。

 

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★トピックス

(1)本学留学生が大阪府岬町を訪問し、地域の小学校で防災林の植樹祭に参加

(2)コロナ禍で孤立しがちな子どもたちを支援! 産学官が連携し大阪府堺市で聴覚障害のある子どもたちに出張教室を無償提供

(3)水上のナノファクトリー! 水たまりに油膜ができる現象を利用して高機能シート材料を簡単に作製 ―センサや電池向けのナノ材料を常温常圧下で作製可能に

(4)全固体電池は新しいフェーズへ! 高エネルギー密度のリチウム硫黄二次電池を可能とする「正極」を開発 ―リチウムイオン電池を凌駕する次世代型全固体電池の実現に期待―

★これからのイベント

(5)〈オンライン〉府大教育福祉研究センター公開講座(市大との合同企画)コロナ禍における子ども、家庭、学校 ―2020年度の調査結果から得た知見をどう活かすか

(6)貴重図書特別部会講演会「大阪府立大学・大阪市立大学の貴重書」

(7)21世紀科学セミナー「養殖場の機械化・自動化・情報化」

(8)「始動!大阪から世界へ 大阪公立大学 爆誕!」朝日教育会議2021フォーラムを開催

★大学の動き・学生の活動・卒業生の活躍・その他

(9)今週のフェイスブック、Facebook、Twitter

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★トピックス

■(1)本学留学生が大阪府岬町を訪問し、地域の小学校で防災林の植樹祭に参加

本学留学生15名(中国、韓国、タイ、ベトナム、バングラデシュ)が大阪府最南端にある岬町を訪問し、岬町立多奈川小学校で開催された「岬町いのちを守る植樹祭」に参加しました。

植樹祭では、全校児童約50名と留学生がグループに分かれて子供たちと一緒に苗木を植え、ミニゲームなどを通じて交流を深めました。植樹祭の後は、児童や地域住民などの関係者が主催するイベント「福祉&多奈川小フェスタ」にも参加し、小学生の発表を観覧するなど楽しい時間を過ごしました。大阪府岬町と本学は、2011年に岬町と大学が締結した包括連携協定に基づき、これまで留学生と地域住民との様々な交流事業を継続して実施してきました。

https://bit.ly/3CtW6qm

 

■(2)コロナ禍で孤立しがちな子どもたちを支援! 産学官が連携し大阪府堺市で聴覚障害のある子どもたちに出張教室を無償提供

大阪府立大学は、堺市、ろう・難聴児の教育事業を展開するNPO法人 Silent Voice(以降、サイレントボイス)、株式会社 さかい新事業創造センター(以降、S-Cube)と協働で、2021年10月26日(火)より大阪府堺市で聴覚障害のある子どもたちの出張教室(無償提供)を開始します。2022年3月31日まで大阪府下全域のご家庭を対象に、出張教室を通して子どもたちに繋がりと学びの機会を提供します。

https://bit.ly/3mo83bm

 

■(3)水上のナノファクトリー! 水たまりに油膜ができる現象を利用して高機能シート材料を簡単に作製 ―センサや電池向けのナノ材料を常温常圧下で作製可能に―

工学研究科 マテリアル工学分野の牧浦 理恵 准教授、博士後期課程 3年 大畑 考司さん、応用化学分野の野元 昭宏 准教授らの共同研究グループは、原料の分子の形状と結合の相手となる金属イオンとの組み合わせ、水面での作製条件を工夫することにより、多孔質(解説)かつ電気を流すナノシートを作製することに成功しました。厚さナノメートル(1000万分の1センチメートル)のシート状のナノ材料は“ナノシート”と呼ばれ、究極に薄い機能材料として、小型化、省資源性の観点から注目を集めています。立体ナノ構造中には、形状とサイズが揃ったナノスケールの細孔が無数に含まれます。多孔質で電気を流すナノシートをセンサや電池材料として用いることで、小型化・高機能化が期待されます

https://bit.ly/3nHj5HY

 

■(4)全固体電池は新しいフェーズへ! 高エネルギー密度のリチウム硫黄二次電池を可能とする「正極」を開発 ―リチウムイオン電池を凌駕する次世代型全固体電池の実現に期待―

工学研究科 物質・化学系専攻の林 晃敏 教授、作田 敦 准教授、計 賢 博士 (現:関西大学 特別任命助教)、藤田 侑志 大学院生、辰巳砂 昌弘 学長らの研究グループは、次世代蓄電デバイスである全固体リチウム硫黄二次電池の実現に向けて、硫化リチウム正極活物質の容量と固体電解質の分解耐性の関係を明らかにしました。そのメカニズムに基づき、高エネルギー密度な全固体リチウム硫黄二次電池を実現できる正極の開発に成功しました。固体電解質は液体電解液と比較して密度が大きく、単一の電池あたりで従来のリチウムイオン電池を超えるエネルギー密度の全固体電池の実現は困難であると言われています。この研究はリチウムイオン電池のエネルギー密度を超える全固体電池の実現可能性を世界に先駆けて示すものであり、電気自動車だけでなくポータブル電子機器や航空機などの用途拡大に向けた全固体電池の研究開発を大きく加速させるものと期待されます。

https://bit.ly/3jI6CTm

 

★これからのイベント

■(5)〈オンライン〉府大教育福祉研究センター公開講座(市大との合同企画)コロナ禍における子ども、家庭、学校 ―2020年度の調査結果から得た知見をどう活かすか

2020年度 厚生労働科学研究特別研究において、「コロナ禍における子どもへの影響と支援方策のための横断的研究」を実施。子どもの実態は、想像以上に非常に高いストレス状態であることが明らかになりました。今回の講座では、共同研究者である精神科医とともに調査結果を検討し、これらを受けて、厚生労働省からも今後、どのような政策を方向づけられているのか発信いただく機会となっています。また同日第二部として、大阪市立大学主催の公開講座もご案内しています

【開催日】 2021年11月29日(月)

第一部 16時15分~18時20分

第二部 18時30分~20時30分

【開催場所】 オンライン Zoom

https://bit.ly/3nDEulv

 

■(6)貴重図書特別部会講演会「大阪府立大学・大阪市立大学の貴重書」

2021年度貴重図書特別部会講演会は、来年(2022年)4月の大阪公立大学開学を目前にして、大阪府立大学と大阪市立大学が所蔵する貴重資料を題材にした講演2本というプログラムで実施します。どうぞ奮ってご参加ください。

・プログラム1

「児山文庫より見る「近代和歌」の五〇年」松澤 俊二 氏(桃山学院大学 社会学部 准教授)

・プログラム2

「大阪市立大学 恒藤 恭 旧蔵資料の紹介―芥川 龍之介との交友、島根県明星派歌人とのかかわりなど―」奥野 久美子 氏(大阪市立大学 文学研究科 准教授)

【開催日】 2021年12月1日(水) 13時30分~16時

【開催場所】 I-siteなんば 2階

(新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、変更または中止する場合があります。)

https://bit.ly/3pN5vpt

 

■(7)21世紀科学セミナー「養殖場の機械化・自動化・情報化」

水産分野において養殖業が重要な役割を担うようになってきています。その養殖業における自動化・情報化・機械化は喫緊の課題と言えます。本講座では養殖業を簡単に分類した後、課題解決に向けたいくつかの事例を紹介します。情報化や自動化の一例として養殖場高度化推進研究センターで取り組んでいる四胴型自動航行船を用いた養殖場における自動水質計測とAI水質予報の取り組みを紹介します。

【講師】二瓶 泰範(養殖場高度化推進研究センター長、工学研究科 准教授)

【開催日】 2021年12月17日(金) 15時~16時30分

【開催場所】I-siteなんば

https://bit.ly/3vWmYwo

 

■(8)「始動!大阪から世界へ 大阪公立大学 爆誕!」朝日教育会議2021フォーラムを開催

12月8日(水)14時より大阪市中央公会堂にて、朝日新聞社と共催し、「朝日教育会議2021」フォーラムを開催します。「始動!大阪から世界へ 大阪公立大学 爆誕!」をフォーラム全体のテーマとし、フリーアナウンサーの草野 満代氏に基調講演をいただきます。

第2部のパネルディスカッションでは、「知の融合で地球を守ろう! ~環境×いのち×技術から~」をテーマとし、辰巳砂 昌弘学長予定者と草野氏、また大阪公立大学の若手教員となる2名が登壇し、SDGsやいのちの観点から、大学の知ができること、果たせることについて語り合う予定です。当日は来場とオンライン視聴のハイブリッド形式で実施予定です。

【日時】12月8日(水)14:00(開演予定)

【会場】大阪市中央公会堂 大集会室(ホール)  インターネットライブ同時配信

https://bit.ly/3mpXogi

 

★大学の動き・学生の活動・卒業生の活躍・その他

■(9)今週のフェイスブック、Facebook、Twitter

【イベント情報】本学 橋爪紳也先生が実行委員長をつとめ、観光産業戦略研究所が共催するかたちで、「新しい国際博覧会の可能性」「万博のレガシー」「スポーツイベントの評価」などをテーマとする研究大会が開催されます。

11月6日(土) 13:00~18:00 / 大阪市立住まい情報センター

11月7日(日) 10:00~15:00 / 大阪府立大学I-siteなんば

※オンライン(Zoom)でも参加できます。

https://bit.ly/3mmXghy

 

本学 生命環境科学域 応用生命科学類 生命機能化学課程の学生が、農学部 生命機能化学科 食品代謝栄養学研究グループを紹介する動画を新大学YouTubeにて掲載しました。

生命機能化学科の魅力や自身の研究内容、農学部を志望した理由など、約3分間紹介してくれました。充実している学校生活を覗くことができますので、ぜひご覧ください。

https://bit.ly/3moxTfh

 

【メディア掲載】大阪公立大、新キャンパス整備に420億円 連携の拠点に(日本経済新聞)

https://bit.ly/3bnFgxc

 

卒業生・校友のみなさまに「府大の今」をお伝えする「校友会メルマガ」を今後もどうぞお楽しみに。ご意見ご感想もお待ちしております。

校友会事務局メールアドレス: office@opucr.osakafu-u.ac.jp

公式ツィッター: https://twitter.com/OPUalumni

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