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2021年 12月17日(金)配信【校友会メルマガ】超小型衛星「ひろがり」の成果が報告されました
大阪府立大学校友の皆さま、はばたきあらむです。
世界で蔓延しているオミクロン株が懸念される中ですが、今年もクリスマスが近づき、街中はイルミネーションがきれいな夜の景観を演出しています。皆様は、もうすぐやってくる年末年始の休暇の過ごし方をいろいろ計画されていることと存じます。
さて、以前にメルマガでもご紹介しましたが、本学の小型宇宙機システム研究センター(SSSRC)と室蘭工業大学 航空宇宙機システム研究センター(APReC)が共同開発した超小型衛星「ひろがり」は、今年2月14日にアメリカのNASAワロップス飛行施設より打ち上げられ、3月14日に国際宇宙ステーション(ISS)から放出されました。その後、様々な実験が行われて現在も運用を継続しているそうです。先日、これらの実験の成果について記者発表されました。詳細は以下のトピックス(1)の中に説明されていますが、いくつかの顕著な成果とともに、開発に携わった学生の皆さんのコメントも紹介されています。ぜひご覧ください。
それでは、今週も母校(母港)のニュースなどをお届けします。
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★トピックス
(1)超小型衛星「ひろがり」、ついにミッションを達成! ―「ひろがり」運用報告―
(2)本学留学生が第5回三大学留学生日本語スピーチコンテストに出場
★これからのイベント
(3)21世紀科学セミナー「全固体電池実現にむけた材料開発」
(4)第130回テクノラボツアー「安全・安心な社会の実現に向けた電子物理工学研究」
★大学の動き・学生の活動・卒業生の活躍・その他
(5)今週のフェイスブック、Facebook、Twitter
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★トピックス
■(1)超小型衛星「ひろがり」、ついにミッションを達成! ―「ひろがり」運用報告―
本学 小型宇宙機システム研究センター(略称 SSSRC)と室蘭工業大学 航空宇宙機システム研究センター(略称 APReC)は、新規展開構造物の軌道上計測システムの実証、およびアマチュア無線帯(VHF)での高速通信技術の実証をめざし、超小型衛星「ひろがり」を共同開発しました。「ひろがり」は2021年2月14日にアメリカのNASAワロップス飛行施設より打ち上げられた後、同年3月14日に国際宇宙ステーション(ISS)から放出され、現在も運用を継続しています。ミッションの達成状況を報告します。
ミッション1: ミウラ折り板構造の展開・形状計測 ―将来の大面積構造を「ひろげる」―
ミッション2:アマチュア無線帯での高速データ通信―アマチュア無線の幅を「ひろげる」―
ミッション3:メッセージボックスサービス―アマチュア無線での交流を「ひろげる」―
本発表ですが、以下の産経新聞などいくつかのマスコミでも紹介されました。
■(2)本学留学生が第5回三大学留学生日本語スピーチコンテストに出場
11月21日(日)、本学 I-siteなんばにて「第5回 三大学留学生日本語スピーチコンテスト」をオンライン開催しました。本コンテストは大阪府立大学、大阪市立大学、関西大学の三大学が2008年に締結した包括連携協定に基づくもので、留学生の語学学習を奨励するとともに、三大学の留学生を含む学生相互の国際理解と交流を深めることを目的としています。
コンテストでは三大学から2名ずつ留学生代表が出場し、5分間の日本語スピーチを競い合います。今回のテーマは「他文化との交流体験」で、出場者は日本の大学で学ぶ中で体験した事をもとにスピーチをしました。どのスピーチも弁士の方々の個性が光り、大変興味深い内容ばかりでした。審査の結果、本学の留学生であるDENG HAOYUさん(中国出身、工学域)、胡 誉騰さん(中国出身、工学研究科)にそれぞれ奨励賞が贈られました。
★これからのイベント
■(3)21世紀科学セミナー「全固体電池実現にむけた材料開発」
大阪府立大学には分野・部局横断型の先駆的で挑戦的な研究を行う多様な研究所があります。本セミナーでは参加者の皆さまに、各研究所の最先端の研究や多彩な取り組みをわかりやすく説明します。
無機材料で構成された全固体電池は、安全性と高エネルギー密度を兼ね備えた次世代の蓄電池として研究開発が活発化しています。本講座では、リチウムイオンやナトリウムイオンが固体中を高速に伝導することができる”固体電解質”の開発経緯や材料設計、現状の実力について述べ、この固体電解質を用いた全固体電池の研究の最前線について紹介します。
【講師】林 晃敏(全固体電池研究所 所長、工学研究科 教授)
【開催日】 2022年1月24日(月) 19時~20時30分
【開催場所】 I-siteなんば
(新型コロナウイルス感染拡大の状況により、本講座は変更または中止となる可能性があります。)
■(4)第130回テクノラボツアー「安全・安心な社会の実現に向けた電子物理工学研究」
インフラの老朽化、自然災害の激甚化などが増加し、安全・安心な社会の実現に対する要望が高まっています。電子物理工学は、基礎物理、電子物性、ナノテクノロジー等の研究から、その応用技術の開発まで幅広い領域をカバーしております。第130回のテクノラボツアーでは、安全・安心な社会の実現に必要とされるIoT分野に関連したいくつかの要素技術をご紹介いたします。この方面にご関心をお持ちの皆様ばかりではなく、分野外の方にもご理解いただけるようにご紹介しますので、是非 ともご参加ください。
新型コロナウィルスの感染拡大の防止対策をとりながら、対面式とオンライン形式の講演参加を選択可能なハイブリッド形式にて開催させていただきます。
【開催日】2022年1月11日(火) 13時30分~17時10分
【開催場所】中百舌鳥キャンパス B4棟 工学大会議室(W103号室)およびZoom (対面式とリモートを選択可能なハイブリッド開催)
★大学の動き・学生の活動・卒業生の活躍・その他
■(5)今週のフェイスブック、Facebook、Twitter」
【メディア掲載】大阪府立大学人間社会システム科学研究科(教育福祉学類)の山野則子教授の取り組みが紹介されています。
【メディア掲載】【高専だより】2021/12/11(土)、日本原子力研究開発機構 楢葉遠隔技術開発センターにて、第6回廃炉創造ロボコン「廃炉ミッション! 壁を除染せよ」が開催されました。全国の高専生が作った廃炉ロボットの性能を競う中、大阪府立大学工業高等専門学校 和田安藤研究室チームのロボット「Teck Top」が福島県知事賞(優秀賞)に輝きました。「高い総合力および高いセンシング技術が評価された」とのことです。
【From ミチテイク・プラス】工学域 機械系学類 機械工学課程 エネルギーシステム工学研究室の金沢 峻介さん。2020年に大阪府立大学工業高等専門学校(以降、府大高専)機械システムコース 卒業後、大阪府立大学3年に編入されました。中学生の頃、将来はエンジニアになりたいと決めていた金沢さん。府大高専で教授をしていたおじいさんから、「府大高専に行けば1年生から工学に特化した勉強ができる」との話を聞き、少しでも早く工学に触れてみたいということで入学に至ったそうです。
【校友会ツイッター】 2021年10月31日に開催したホームカミングデーファイナルの府大公式YouTubeチャネルでの紹介。
ホームカミングデーファイナル(Ⅰ)
ホームカミングデーファイナル(Ⅱ)
【校友会ツイッター】 第8回ホームカミングデー(2017年11月5日)で、ウガンダでの青年海外協力隊員としての活動を講演いただきました鰐淵元貴さんの今。
卒業生・校友のみなさまに「府大の今」をお伝えする「校友会メルマガ」を今後もどうぞお楽しみに。ご意見ご感想もお待ちしております。
校友会事務局メールアドレス: office@opucr.osakafu-u.ac.jp
公式ツィッター: https://twitter.com/OPUalumni
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