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2022年 2月18日(金)配信【校友会メルマガ】2週分のニュースをたっぷりお届けします
大阪府立大学校友の皆さま、はばたきあらむです。
先週の金曜日(2月11日)は祝日で、メルマガをお休みにしました。
この2週間に、府大だけでなく、開学間近の大阪公立大学からも様々な情報発信がありました。今回は、2週分のニュースをたっぷりお届けします。
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★トピックス
(1)「学長・記者懇談会―The Final―」を開催
(2)総合リハビリテーション学類 理学療法学専攻がリアルタイムマスキング処理を活用したオンライン臨床実習を実施
(3)白胡椒に含まれるピペリンが多剤耐性菌に抗菌活性を示すことを確認
(4)トラザメもCT検査が可能に!マイクロCTに用いる造影剤の最適な撮影条件を特定
(5)「大阪公立大学開学×大阪環状線60周年」ラッピング列車を運行します
(6)両大学の研究者が参画する「生きた建築ミュージアム大阪実行委員会」が、「関西財界セミナー賞2022」を受賞
(7)「文部科学省 情報ひろば」にて企画展示を実施 ~宇宙CELSSでの人の長期生存を可能とする物質循環型植物工場~
(8)2025年日本国際博覧会 パビリオン出展内定のお知らせ ~飯田グループHD × 大阪公立大学(現大阪市立大学) 共同出展館~
★これからのイベント
(9)〈オンライン〉21世紀科学セミナー「現代科学技術と人間の未来―そこに待っているのはユートピアなのか、それとも?」
(10)第131回 テクノラボツアー「EXPO2025 大阪・関西万博の開催パワーを未来技術につなぐ」
★大学の動き・学生の活動・卒業生の活躍・その他
(11)今週のフェイスブック、Facebook、Twitter
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★トピックス
■(1)「学長・記者懇談会―The Final―」を開催
2021年12月16日(木)、中百舌鳥キャンパスにて、「学長・記者懇談会―The Final―」を開催しました。報道機関の皆さまに、本学の教育・研究、社会貢献の取り組みを知っていただき、懇親を深めていただくことを目的に、今回は「全固体電池・水素・高効率モーター ―脱炭素技術の社会実装に向けて―」と題し、研究者によるショートプレゼンテーション、パネルディスカッション、意見交換会を行いました。
■(2)総合リハビリテーション学類 理学療法学専攻がリアルタイムマスキング処理を活用したオンライン臨床実習を実施
地域保健学域 総合リハビリテーション学類 理学療法学専攻では、COVID-19感染症拡大に伴い、臨床実習教育の受け入れが困難になるケースが発生したため、本学の特徴的な取り組みである「在宅での理学療法を臨床現場で学ぶ地域理学療法臨床実習」に新たな対策が求められました。
そこで、リアルタイムモザイクを活用した新しいオンライン臨床実習に取り組みました。理学療法学専攻4年生のうち、臨床グループ(15名)は訪問型理学療法へ同行し、オンライングループ(8名)は双方向性オンライン学習(マスキング動画を用いた臨床症例検討含む)を5日間実施しました。臨床グループの学生は、訪問型理学療法中の対象者さんの自宅内での基本動作や自宅玄関や屋外や職場内などでの歩行の様子を動作観察しました。一方、オンライングループでは、対象者さんのお顔にマスキング処理をして個人情報を匿名化した動画を、自宅からZoomの画面上で動作観察しました。同時に実習指導者の担当理学療法士が学生に解説を行い実習指導者と学生で質疑応答を活発に行うことで、臨場感のある学びの機会になりました。
■(3)白胡椒に含まれるピペリンが多剤耐性菌に抗菌活性を示すことを確認
府大大学院 生命環境科学研究科 獣医学専攻 教授/アジア健康科学研究所 所長/大阪国際感染症研究センター 所長 山崎 伸二(やまさき しんじ)と博士課程 Goutham Belagula Manjunath さん、兵庫医療大学(学長 藤岡 宏幸) 薬学研究科 研究科長/教授 青木 俊二 氏とインド国立コレラ及び腸管感染症研究所(所長 Shanta Dutta)のT. Ramamurthy 博士らの研究グループは、白胡椒のメタノール抽出物の多剤耐性菌に対する抗菌活性について調べました。その結果、メタノール抽出物が多剤耐性菌を含むコレラ菌に対して抗菌活性を示すことが明らかとなり、その主成分は白胡椒に含まれるピペリンであることを解明しました。また、ピペリンは、様々な種類のコレラ菌に対して抗菌活性を有するのみならず、院内感染で問題となっている多剤耐性緑膿菌や、2011年にドイツを中心にヨーロッパで死者48人の集団食中毒事件の原因菌となった腸管出血性大腸菌O104に対しても抗菌活性を有することを示しました。この成果は、院内感染で問題となっている多剤耐性菌や食中毒予防等、細菌感染症対策に役立つことが期待されます。
■(4)トラザメもCT検査が可能に!マイクロCTに用いる造影剤の最適な撮影条件を特定
大学院 生命環境科学研究科 獣医学専攻の古家 優 准教授らの研究グループと海遊館は、マイクロCTによるトラザメの画像診断に関して、造影剤を用いた至適撮影条件を見出すことに成功しました。この成果は、トラザメなどの板鰓類に対して、画像診断を用いた臨床および研究に役立つことが期待されます。
■(5)「大阪公立大学開学×大阪環状線60周年」ラッピング列車を運行します
公立大学法人大阪、西日本旅客鉄道株式会社および株式会社JR西日本コミュニケーションズは、2022年4月の大阪公立大学開学に伴うプロモーションの一環として、「大阪公立大学開学×大阪環状線60 周年」ラッピング列車を運行します。
【運行期間】 2022年2月16日(水)~3月27日(日)まで
※車両の運用状況により期間を変更する場合があります
【運転線区】大阪環状線、JRゆめ咲線(桜島線)
車体広告と同様のポスターを森ノ宮駅及び大阪城公園駅にて掲出予定
■(6)両大学の研究者が参画する「生きた建築ミュージアム大阪実行委員会」が、「関西財界セミナー賞2022」を受賞
大阪府立大学、大阪市立大学の研究者が参画し、橋爪 紳也 特別教授(大阪府立大学 研究推進機構)が委員長を、嘉名 光市 教授(大阪市立大学 工学研究科)が副委員長を務める「生きた建築ミュージアム大阪実行委員会」が、「関西財界セミナー賞2022」を受賞しました。
「関西財界セミナー賞2022」は、関西経済連合会と関西経済同友会が主催し、関西において優れた技術やビジネスモデルを持ち実践している、あるいは地域活性化に貢献している企業・団体・個人等を表彰するものです。「生きた建築ミュージアム大阪実行委員会」は、大阪で2014年から開催している建築公開事業の主体で、建物所有者をはじめとする民間企業、大学等との協力・連携のもと、大阪発・日本最大級の建築イベントとして広く内外の方々に、「生きた建築」を通した、大阪の新しい魅力に触れていただく貴重な機会を創出しています。
■(7)「文部科学省 情報ひろば」にて企画展示を実施 ~宇宙CELSSでの人の長期生存を可能とする物質循環型植物工場~
公立大学法人大阪は2月16日より、文部科学省新庁舎(東館)2階エントランスにある「文部科学省 情報ひろば」にて、企画展示「宇宙CELSSでの人の長期生存を可能とする物質循環型植物工場」を開催いたします。展示では、大阪府立大学 植物工場研究センターにおける最先端の取り組みとして、植物工場研究センター長の北宅 善昭(きたや よしあき)特認教授の研究テーマ「宇宙CELSSで物質循環型植物工場」のパネル、映像、植物工場模型等のほか、大阪市立大学と大阪府立大学の宇宙関連の研究シーズを展示します。また、大阪市立大学・大阪府立大学が統合し2022年4月に新たに誕生する大阪公立大学についてもパネルや映像を用いて紹介します。
■(8)2025年日本国際博覧会 パビリオン出展内定のお知らせ ~飯田グループHD × 大阪公立大学(現大阪市立大学) 共同出展館~
飯田グループホールディングス株式会社(本社:東京都武蔵野市、代表取締役:兼井雅史)と大阪公立大学は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の企業・団体によるパビリオン出展参加者に国内初の試みで産学連携し、共同出展館として出展することが内定いたしました。これまで、飯田グループホールディングスと大阪市立大学は「人、社会、地球の健康」をテーマに、持続可能な住まい・暮らし・社会を創造する「未来型住宅」や「まちづくり」の実現に向けて、共同研究部門を設け、研究・開発を行ってまいりました。2025年大阪・関西万博のメインテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」は、まさに私たちが目指す未来社会そのものです。パビリオン出展を目標に活動している大阪市立大学・大阪府立大学の学生らを中心に構成される学生団体「Honaikude」も参加し、学生・大学・企業の視点からパビリオンを計画します。
★これからのイベント
■(9)〈オンライン〉21世紀科学セミナー「現代科学技術と人間の未来―そこに待っているのはユートピアなのか、それとも?」
AI、ロボット、生命操作技術など、現代科学技術は人間の存在のあり方を劇的に変容させる可能性を秘めています。その先に待っているのは、究極のユートピアなのか、あるいは恐るべきディストピアなのか。本講座では、具体的な技術の紹介からはじめ、哲学・人間学の立場から思考実験を交えつつ、人間の未来について考察します。
【講師】上柿 崇英(環境哲学・人間学研究所 所長、人間社会システム科学研究科 准教授)
【開催日】 2022年3月26日(土) 15時~16時30分
【開催場所】 オンラインZoomウェビナー
■(10)第131回 テクノラボツアー「EXPO2025 大阪・関西万博の開催パワーを未来技術につなぐ」
2022年4月の大阪公立大学開学を迎え、大阪府立大学と大阪市立大学が取り組むエネルギー・環境・資源に関する研究を紹介いたします。2025年 大阪・関西万博から世界への発信が期待されるSDGsを支える未来技術に向けて、新大学の研究成果が、ご参加いただく皆様との共創の機会づくりのお役に立てればと存じます。これらの未来技術にご関心をいただく皆様へ研究テーマをわかりやすく紹介いたします。
【開催日】 2022年3月18日(金) 13時30分~17時30分
【開催場所】 中百舌鳥キャンパスB4棟 工学大会議室(W103号室)
または、Zoom (対面式とリモートを選択可能なハイブリッド開催)
(新型コロナウィルスの感染状況により、リモートのみの開催となる場合がございます)
★大学の動き・学生の活動・卒業生の活躍・その他
■(11)今週のフェイスブック、Facebook、Twitter
2/8(火)日本経済新聞にて、1924年の大阪府女子専門学校の発足から府立大学まで1世紀女性の学びを見守ってきた、中百舌鳥キャンパスのソテツが掲載されました。帝塚山時代からほぼ1世紀、多くの若者を見守り、旅立ちを見送ってきたソテツの歴史や卒業生のコメント、本学人間社会システム科学研究科の山東功教授のコメントも掲載されています。(WEB版の閲覧は会員登録が必要です)
卒業生・校友のみなさまに「府大の今」をお伝えする「校友会メルマガ」を今後もどうぞお楽しみに。ご意見ご感想もお待ちしております。
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公式ツィッター: https://twitter.com/OPUalumni
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