2011年度校友会お知らせ

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「卒業生との懇談会」を開催しました。

「卒業生との懇談会」
2011年11月24日(木)、25日(金)

2011年11月24日(木)、25日(金)に校友会との共催イベント「卒業生との懇談会」が実施されました。懇談会では、商社、運輸、情報通信、ホテル、広告、メーカー、金融、インフラなど様々な業界で活躍されているOB・OGの方によるパネルディスカッションに引き続き、交流会が行われました。

20111124003パネルディスカションでは、企業・業務内容の紹介の後、業界・職種によって求められる能力は違うのか、一日の仕事の流れはどうなのか、入社して驚い
たことは何か、今後のキャリアビジョンなどについてお話しいただきました。

実際の仕事場面については、(時差があるため)夜10時から海外との電話会議をされていたり、また海外出張の帰りのフライトの中で出張報告書を書き、朝、成田空港到着後そのまま出社されるなど仕事の厳しさも語られました。その一方で、自分の関わっている仕事が新聞で「○○会社が、△△に着手した」などと取り上げられ、責任と共にやりがいを感じたお話や、「仕事はしんどいもの、その中で如何に周りを巻き込んでできるかが成長」などと話されていた方もいらっしゃいました。また、「1社で勤め上げる時代は終わったのではないか?これからは、心構えとして自分のキャリアで食べていけるかが大切」など時代を見通した意見もありました。

20111124001業界を超え、また職種に関わらず共通していたのは、コミュニケーション力の大切さで、個人的に研修を受講して更に高めたいとお話しされていた先輩もいらっしゃいました。キャリアプランとしては、英語だけでなく中国語なども勉強し、活躍の場を世界に広げたいというお話もありました。また、業務上、広範な知識が必要とされるため、電車の中の吊り広告を見たり、休日に百貨店に出向いたりして常に世の中の流れをチェックするなど自己研鑽についても語られました。

部下を持つようになった先輩からは、「『次にどうしたら良いですか?』と聞かれるが、考える、工夫することを放棄していると思う。調べてみよう、考えてみようという習慣をつけることが大切」や、「社会人と学生は違うから、(新入社員には)切り替えるよう言ってる」など、就職活動を始める人に参考になる話もありました。

最後にアドバイスとしては、「いろいろな経験をしてほしい。学生時代に得た知識が直接役に立たないことがあっても、経験は力になる」や、「部活動で培ったチームワークや問題解決能力は仕事していく上で役に立っている」から「社会人と友達になって社会人の目線を学んでほしい。私自身はスポーツジムで30代、40代の人と知り合いになり、違う世界を知ることができた。」まで多岐に渡りました。

活躍の場が違えども、熱い先輩方のお話は心に響くものばかりで、パネルディスカッション後の交流会では、先輩を囲んで質問が絶えませんでした。20111124002
なお、パネルディスカッションの詳細につきましては、キャリアサポート室(A3棟2階)で閲覧できます。